Miyaの書斎

読書や映画や使ったもの感想を中心にまったりモフモフ書く。

映画『グリーンフィンガーズ』の感想・レビュー〜土いじりやステキな庭作りがしたくなる〜

映画『グリーンフィンガーズ』の感想・レビュー

服役囚が奉仕として庭作りをする話だ。
荒くれ者が庭づくりが楽しくなっていくところがいい。庭や土いじりをしている様子を見るのもいい。
出展したときに人形があったのはいまいちだった。

土いじりやステキな庭作りがしたくなる映画だった。

そういえば、ここ半年、近所の一軒家から垂れるツルや木が気になっている。
素敵家族(お金持ちで、美人な奥さんで、若くして一軒家持っちゃう人)はどういう風に草木を選んで、手入れしているんだろう?帽子とかをかぶって手入れするのかな?朝どういう風にすごしているんだろう?すごい気になる。真似したい。

小説『みどりのゆび』の映画版かとタイトルから思っていた

小学生のときに母が岩波少年文庫を片っぱしから次々に買ってはいつの間にか私の本棚に増えているということがあった。「読みなさい」とは一度も言われた事がなかったけど、幼少期に本を読んでもらうのが大好きだった私は、自分で読めるようになって、読んでもらっていた本のレーベルである岩波少年文庫のどの物語も興味深く、おもしろく、読みやすく、自然と自分で読むようになっていた。
その中の1つが『みどりのゆび』という本だった。

概要は触るとその物が植物になる—かもしくはそこから植物が生える—という設定のものだった。それに対して悩みやその能力を活かしたハラハラドキドキがある話だったように記憶している。

岩波少年文庫の出す本は大人も楽しめる話が多い。あの『ドリトル先生』のシリーズもこのレーベルから出ている。映画『ドクター・ドリトル』の原作となった小説だ。映画は1作品しか作られなかったけど、本は全部で13巻まである大作で、ドリトル先生は毎度変わった動物に出会ったり、世界中へ旅に出る。本と本との間は一度区切りがつくので、13巻全部読まないと結末が分からないとかそういう訳ではないから、とりあえず1冊読んでみてほしいと思うほど面白い。
—と、ここで映画『ドクター・ドリトル』の感想を書きそうになったけどそれはまた別にページに書く。完結に言うと映画『ドクター・ドリトル』は失敗。原作の楽しさ、素晴らしさが表現しきれず、陳腐に終わってしまって、とても残念だった。だからこそ本の方を読んでみてほしいと思う。
(今、調べていたら映画版のドリトルはレックス・ハリスン主演の『ドリトル先生不思議な旅』というのがエディー・マーフィー主演の映画『ドクター・ドリトル』よりも以前にあり、レックス・ハリスン主演の『ドリトル先生不思議な旅』の方が好評らしい。こちらもいつか見てみたいと思った。)

話を戻すと、つまりそういったワクワクや想像をかきたてられ、小学生以上からなら読みやすい文体や表現になっている岩波少年文庫シリーズはオススメという訳。

小説『みどりのゆび』も同様、ワクワクと想像をかきたてらる話だから、映画『グリーンフィンガーズ』を見て、庭いじりの物語や植物関係の物語素敵だなと思ったなら、おすすめできる小説ではないかなと思う。