Miyaの書斎

読書や映画や使ったもの感想を中心にまったりモフモフ書く。

対人恐怖症じゃないなら『インターネットに就職しよう!』

対人恐怖症じゃないなら

『インターネットに就職しよう!』

よくある手軽に〜百万円というようなのではなく、

真面目に実直に取り組もうという本。

人との結びつきに恐れがない人向きの方法。

最初のほうで、就職できなかった人やニートやなんらかの理由で

無職になってしまった人に向けて

と書かれているけど、

中盤では人と繋がることの大切さが書かれていて、

総じて、この本で紹介しているインターネットに就職する方法は、

そういった社会のしがらみや人間関係が平気な人が対象になっている。

無料メルマガ、メールを登録してもらって読める無料PDFを提供して、

信頼を得て、

商品を紹介して買ってもらおうというアフィリエイトだが、

ブログやSNSツイッターの活用のところや、

いい先生を見つけようといったことが書かれている章では、

特に人間関係力がいる内容となっている。

社会に適合できなかったから、

引きこもりやニート

無職になってしまっているのに。

そして本の中でしまいには、リアルもネットも同じですということを言ってる。

一番致命的だったのが、一番最後の方に、

メルマガを配信するのは本名で住所までさらさなきゃいけないということでした。

さらしたくなければ家族の名前でもいいとか書いてあるけど、

家族とも繋がりが薄いから引きこもりやニートなんじゃないかと。

特に女性はこれが最初に載っていれば、

この手法ではできないなと早い段階で情報を取捨選択できたのに、

大事なところをあとで付け足すように書いてあるのは、まったくもって芳しくない。

でもこういう本にありがちな、著者の

俺、私すごいだろ話はまったくなかったので、

読んでて関心がそれなかった。

実直に、これからこのビジネスを始めるのに、どうしたらいいのか

と考えながら読めた。

著者に対して、

へぇ〜すごいなぁとか、でもそれはそういう背景があったからじゃないのとか、

余計な想像に頭を使われなくてよかった。

等身大で、これから始めるんだという。

現実的であるとも言える。