Miyaの書斎

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海外ドラマ『高慢と偏見』の感想〜コリン・ファース好きなら絶対観るべき〜

これは大学の図書館でDVDがあって授業に出るのも忘れそうになりながら観た(笑)
大学の図書館もよくこれを取り揃えていたなと思う。
この作品はもともとはジェイン・オースティンが書いた小説が元となっていて、文学界では有名な作品であり、映像作品(このドラマ版や、これがきっかけで派生してできた映画版たちや、リメイクされた映画版など)もどれもとても有名。

一度はぜひ観てほしい、人にオススメできる作品だ。

海外ドラマ『高慢と偏見』の感想

・とても長いドラマだけど『名探偵ポワロ』のように時代背景に合わせた衣装や装置、小道具、街並み、建物・・・と大河感ある豪華なつくり。さすがBBC(でもポワロはBBC制作じゃないっぽい?)

・主人公の女性が最初見たときは、そんなに美人でも可愛くもないのになんで?って感じだったけど、見ているとチャーミングに見えてくる。

コリン・ファースが一躍人気者になった作品というのも頷ける。コリン・ファースのファンなら絶対見るべき作品だ。その後のコリンのキャリアの軌跡の理由がわかるし、結構売れてからも女装するようなめちゃくちゃギャグ映画とかにも出演したり、はたまたやはり堅物だけど女性を魅了する役をやったりという経歴を歩むことになる理由がわかる。

・若いから当たり前かもしれないけど、コリン作品の中で一番、女性を虜にするという意味での魅了さが出ている。堅物で気難しいのに虜にするっていうのはすごいことだと思う。あの生まれ持った顔つきだからこそ、あの役の魅力を倍増させることができていると言える。

・このドラマを元に作られた映画『ブリジット・ジョーンズの日記』よりも、このドラマの方が何万倍も見応えと満足度がある。

・難点はとても長いということだけ(笑) でも元の小説がいいからか、次はどうなるのだろうという楽しみ感がある。だから中断し時がつかめず、次の話、次の話と見続けてしまう。

・このドラマのずっと後に別のキャストで作られた映画『プライドと偏見』では有名な俳優が演じているが、このドラマ版と比べると、残念な感じ。演技も衣装も、背景設定も。よく作られてるんだけど、ドラマの方が圧倒的にいい。キーラ・ナイトレイの突き出した下唇が気になって全然ときめかない。気が強い女性の役柄だから余計尖った感じでダメ。相手役の俳優もむさ苦しい感じの人で、ピンと来ない感じなのだ。