Miyaの書斎

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映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』感想レビュー〜Blu-rayの特典映像が豊富〜

今、文字を打ってはじめて知った。“ベンジャミン・バトンの数奇な人生”だと思っていた。

おもしろかったけど、何回も見る映画じゃないかな、なんて思ったりして。
船乗りのくだりがおもしろい。

しわしわをずっと見ることになるんだけど、それが不自然だなぁと思っていたら、Blu-rayの映像特典に入ってる監督のコメントによると、老人のときから少年まで、主演のブラッド・ピットの顔の演技と、各年代にあった役者の体を合成しているんだとか。
だから、老人のとき妙なアンバランス感を感じたのかぁ!と思った。

ヒロイン役のケイト・ブランシェットがバレエを踊るシーンも、バレエダンサーの体との合成だって。なんだ、ケイトがすばらしいダンスを決めるから、すごいなと思ったんだけど。でも、やっぱりプロのバレエダンサーは違うのね。

DVDのパッケージが怖くていただけない。「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」というタイトルとその内容に合うようなワクワク、でもちょっとせつないみたいなチョコレートの箱みたいなファンタスティック感を出してほしい。わざわざ特殊メイクで作ったしわしわの赤ん坊を薄暗がりで見せたり(パッケージの裏)、主演の2人の真顔を真っ二つに大きく載せる必要はない。

船長がいい味を出している。いい役者だ。船乗りが7人くらいいるんだけど、もうちょっとそれぞれについて垣間みるシーンがあったらよかったなぁ。でも、それがあったら、この数奇な人生のテーマからブレるんだろうな。わかっていても欲しいくらい船乗りのストーリー部分が好きだ。