冬はマスクの内側の湿気で息を吸うたびにヒヤッとする
冬に不織布マスクをすると、内側の湿度が高くなって、息を吸うごとにヒヤッとして寒い思いをする。マスクをしていると暖かくていいな、なんて秋や冬のはじめには思っていたのに。
息を吸い込む大きさに比例して、冷たさが増すので、小さい呼吸をすることで、誤魔化してきたけど、先日、雪が積もって、雪道を踏みしめながら歩くと、小さい呼吸では息苦しくなってきて、でもッ、大きく息を吸うと、すごく冷たくて・・・ッ!!となった。
湿度を調整してくれるものがあればいいのに。そう、思った。そこで
冬に不織布マスクの内側が濡れて寒い思いをするのの超絶かんたん解決法
内側にガーゼマスクをしたら、寒い思いをせずに快適になった。
ガーゼだけ買いに行くのが、めんどうだったので、そういえば国から配布されたガーゼマスクがあったなと思い、それを使った。
ダサい見た目とされた給食当番風のマスクだけど、不織布マスクを上からするから、そんなの関係ねぇ!状態で、見た目分からないし、内側がふわふわな、もこもこで肌触りが気持ちい上に、暖かさも増して、満足度が高い。
家にもうガーゼマスクないという人はこういうの買うといい▼
ガーゼマスクだけでもいけるか?
もしかしてガーゼマスクだけでいいんじゃね?不織布マスク取っても暖かさに変わりないんじゃね?と思って、試してみたら、不織布マスクがあった方が暖かかった。ないと心もとないというか、口元に気温がやや下がって寒かった。ヒヤッとはしないけど。
なのでこの二重でマスクを装着する方が、この真冬には快適と結論立った。
それに見た目問題もあるし笑、なにより不織布マスクの方が防ウイルス率が高いというわけなので、真冬はこれでいいのだ。
なぜ冬は不織布マスクの内側が濡れるのか?
そもそもなぜ冬になるとマスクの内側が結露するのだろうか?と疑問を持っている人もいるみたいなので、おまけコンテンツとして、この章を書くことにした。期待しないでくれ。
まずはこれ見て欲しい。埋め込みができなかったのでリンク先で見てくれ。埋め込める他の動画を探したけどこれが一番わかりやすい動画ったから。
動画:気温と飽和水蒸気量-中学 | NHK for School
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401871_00000
“水蒸気を含んだ空気の温度を下げていくと、含みきれない水蒸気が液体の水になります。霧や露などは、こうしてできた水滴が空気中に浮かんだり、物体についたりしたものです”
文章の方は簡略化して書いてあるけど、1分19秒の動画を見るとわかるように、空気中に含める水蒸気の量(飽和水蒸気量)は気温によって変わる。気温が下がると、気温が高かった時には抱えこめていた水蒸気が抱えこめなくなり、それが水滴となって現れるって感じなのだ。
人の体温より、外の気温の方が冬は断然低いので、その気温差で、人の体内では目に見えない大きさで漂うことができた水蒸気が、口や鼻から呼吸と一緒に出てきて、外のとても寒い気温に触れることで水滴に変わる。この時、マスクをしていないと、白い息という目に見えるけど、とてもとてもとても小さな粒で現れる。マスクをしていると、空気中へその水滴たちが、ふわ〜っと逃げていく場所がなく、水同士はくっついて合体しやすい性質なので、とてもとてもとても小さな粒たちだった水滴同士がくっついて、大きくなって、それがマスクの内側の湿気や結露となる、というわけなんだ。
だからヨダレとか汗とかではなく、体温と外気温との差が高いと現れる自然現象なのだー。
不織布マスク | 水滴 | 肌 だと、息を吸い込んだときに、外の冷たい空気がちっとも温まることなく、冷たいまま吸い込まれ、それと同時に水滴によって体温の熱が奪われ(これを気化熱という)て、それがヒヤッと冷たく感じるが、
“気化熱とは、水が蒸発するとき=液体が気体に変化するのに必要熱のことで、水は蒸発するときに、周りの熱エネルギーを使って液体から気体に変化するという性質を持っています。そのため、その際に周りの熱が奪われるので、涼しく感じます。”
なぜ、濡れた体で扇風機の風に当たると涼しいのか? | メカニズムをわかりやすく解説
https://takaofficial.jp/2020/08/27/why-wet-blow-cool/#i-2
不織布マスク | ガーゼマスク | 水滴 | 肌 だと、息を吸い込んだときに、外の冷たい空気がちょっとは温まる助走区間があり、とてもとてもとても小さい水滴が現れても、くっつきあうひまなくガーゼに吸収されるので、気化熱される量がとても減るので、ヒヤッとならなくなるのだ。
またガーゼマスクがあることで、体温によって温められた空気が息をはくときに、薄いガーゼ布を何重にも重ねて作られているマスクとその隙間の空気を温めるので、息を吸うときに入ってくる空気をちょっとは温める助走区間になっているのだ。
不織布マスクは層が薄いので、外気温の影響ですぐにマスクやマスクの内側、口の前の温度が下がってしまうというわけなんだ。
どうかな?適当にちょっとまじめにがんばって書いてみたよ 笑
あー理科でそんなこと習ったかも〜ってふんわり思い出した人もいるんじゃないかな?
ユニクロの店頭で配布してくれたらいいのになぁ
国から配布のマスク、在庫あまりすぎてて倉庫レンタル代・保管料がかかりすぎてて、破棄するから、その前に無料でほしい人へ配布するらしい。送料無料で。自治体、団体、個人でも申し込めるらしい。
厚生労働省 | 自治体・個人・団体からの布製マスクの配布希望の申出について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/mask_haifu_kibou.html
“*申し込み期限を~令和4年1月28日(金)まで延長することとしました(これに合わせて、配送時期についても、「2月以降に順次配布」に変更します)。”
マスクの結露解決方法を編み出して、快適だったから、洗濯する替え用にほしいなって思ったら、申し込みは100枚単位(100枚、200枚、300枚…という具合に)で受付ということで、(((どうしたものかなー、さすがに100枚はなー)))と残り分を配布できそうな先や方法を考えてみてるとこ 笑
ユニクロが申し込んで、店頭でご自由にお持ちくださいしてくれればいいのに。ユニクロってフロア面積がゆったりめに取られているから、店頭にダンボール置くとこあると思うんだよねっていう。それにユニクロの店舗があるところってちょうどよさそうじゃん、持っていきたい人が持っていける範囲に点在してそうじゃんっていう。営業時間も郵便局とかより長くやってるから、取りに行きやすいじゃんっていう 笑
自分の所属してる自治体が申し込んで配布か持っていきたい人持ってってってしてくれたらいいけどなー。
商業利用や転売は不可って書いてあるから、ほどいて違うものに作り直して売ったりする人いそう、手作りガーゼマスク屋さんやってる人っているよねって思ったけど、それも無理だから、自分のところで配布できるよっていう団体、企業、自治体は、ぜひ申し込んでほしいなー。取りに行くからー 笑
2月以降に配布だから、この冬中にゲットできるかは微妙だけど、もともと喉弱くて、感染症が流行る前からマスクして過ごしてたから、来年度の冬に使えばいいやって感じだし。
ああー100枚かー
そんなかじかなー。