夏休み特別企画!
夏休みの自由研究どうする?スペシャル
〜理科実験で綺麗な結晶を手に入れるの巻き〜
どうも。今週のお題「夏休み」ってことで「夏休みの自由研究シリーズ」書いてみてるんですけれども。
前回の記事が、べらぼうに長かったなって反省しています。
だから今回はちょっぱやで終わらせます。
そんなわけで
「夏休みの自由研究どうする?スペシャル
(夏休みの自由研究〜目次〜はこちらをクリック)」
スタートだよ!
「ミョウバンの結晶」が載った本を図書室で見つけたのが、きっかけ
3年生にもなると慣れたもので、夏休みに入る前に図書室でネタを探してたわけですよ。でも夏休みにはまだ時間があるので、ふんわり眺めていました。
すると『みょうばんの結晶』というA4大くらいの大きさで、厚さも薄めで、表紙に綺麗な結晶の写真が載っている本が目に入ってきました。
「みようばんの結晶?((あ、みょうばんの結晶か・・・))」
手にとって中を見ると、宝石のような結晶の写真が載っているではありませんか。
綺麗だなーと見ていると、
なんと、それがおウチで作れるって書いてあり、詳しい作り方が載っています。
そこで決めました。
「「よし!今年の夏休みの自由研究はこれにする!」」と。
でもミョウバンって家で手に入るの?と思いました。
だってなんだか、理科の実験みたいなんですもの。
器具は、家であるものでできそうです。
でも、そんな薬品みたいなものが一般人の、しかも子供が手に入れることができるのでしょうか?
ミョウバンってなに?どこで手に入るの?
でも本には「料理で使うミョウバンを使って」などと書いてあるので、ええ?と思いました。
さっそく家に帰って母に尋ねると、
「ナスの色止めに使うのよ。家ではあまり使わないけどね。それがいるの?」
というのです。
((なるほど!それで見かけなかったのか!))
それで、そうです母上と、カクカクしがじかうまうまで、結晶ができるらしいんでござるよ、家でできるようなものなのか、にわかには信じられないんだけれど、この本にはそう書いてあるんでござるよと説明すると
「いいわよ。」というので、
「どこに売ってるの?(見たことない)」と言うと、
「スーパーの食品売り場か、薬局にも売ってるわよ。」と言うのです。
((なんだって!?食べ物に使うのに薬局にもあるのか?
いや、むしろ、薬局にありそうなイメージだったけど、
食品売り場にもあるのか?あるよなー料理に使うならあるよなー!))
などと驚愕しながら、
「わかった。」とお駄賃をもらって出かけたわけです。
ありました。
スーパーにも薬局にも。
私は量がちょうどよくてやすくて、口に入っても間違いなく大丈夫なスーパーの食品売り場の方で書いました。
下記の1つ目が私が買ったの。2つ目はもっと安いのも見つけたので一応貼っておきます。
作り方のポイント
上記の本、ネットで探したんですけど、見つかりませんでした。古い本すぎて無いようです。でも本の表紙には大きく「みょうばん」と書かれているシンプルなわかりやすい本だったことは確かです。
今はネットで作り方を見つけることができるので、それでできそうです。
下記の参考サイトがわかりやすかったのでリンクを貼っておきます。
参考サイト:
ミョウバンの結晶を作ってみよう! - 産業技術総合研究所
上記のリンク先の補足・私の場合はこうしたよの話
● 200-1000ccぐらいの底が平らな透明容器 (ビーカー、タッパー、ステンレスバット等)
→私は透明なコップを使いました。結晶の出来具合が横からも見えるので透明なのがポイント。
● 釣り糸
→手芸店に「テグス」という名前で売っている透明な糸でも大丈夫です。私は手芸が趣味だったのでもっていたテグスを使いました。
● 飾りを作りたいときは、造花の芯を使うとうまくいきます。
→“飾りを作りたいとき”とは、私が作ったように針金で星型や丸、三角などを形成したものへ、ミョウバンの結晶をつける場合のことです。
→“造花の芯”とは「フラワーワイヤー」のことです。これも手芸店で売っています。
私は家にあった針金で作りましたが、フラワーワイヤーは紙をワイヤーに巻き付けてあるので、もしかしたら何年も保存してもサビや変色が目立たないのかもしれません。
私が針金で作ったものも10年も変色しませんでしたか、それ以上になってくると変色して写真のようにサビが出ました。
2.ミョウバンが溶けた水を、容器に移し、発泡スチロール容器の中に入れ、ふたをします。
→人が来ない「振動が少ない温度が低めの静かなところへ置く」と私の見た本には書いてありました。私はお風呂場に置きました。
星型や三角、ハート型の作り方
星型を作る場合で書きます。星型を、三角やハート形など、好きな形にすれば、いろんな形に結晶を付けることができます。
- ワイヤーで星の形を作ります。
- 作った星型にテグスを結びつけます。
- 温めたミョウバン液の入った容器の底に、星型がくっつかないように、容器の中間になるようにワイヤーを長さを調節して、もう片方に割り箸を結んで、星型を吊るします。
- 一晩待つと細かくミョウバンの結晶が星型についてできあがりです。
宝石のような八角形の大きな結晶の作り方
上記のリンク先の“結晶作りの手順”の4番までします。
- ミョウバンを溶かした液を一晩放置しておくと、容器の底に小さな結晶ができます。
- その中から一番形がよく大きいものを選び出します。これを種結晶とします。
- ミョウバン液を温めて作ります。1から作ってもいいし、再利用もできます。再利用の仕方はリンク先の方を見てください。
- 種結晶をテグスで結び付けます。
- 温めたミョウバン液の入った容器の底に、種結晶がくっつかないように、容器の中間になるようにワイヤーを長さを調節して、もう片方に割り箸を結んで、吊るします。
- 一晩待つと大きくなったミョウバンの結晶ができあがりです。
手順が詳しい写真付きでわかりやすい参考サイト:
キッチンで育てる大きな結晶 | 自由研究におすすめ!家庭でできる科学実験シリーズ「NGKサイエンスサイト」 | 日本ガイシ株式会社
余ゆうがあったら宝石箱を作ってみよう
いくつか結晶が出来上がると、それをどうやって展示しょうかな?となります。
持っていくのも、袋に入れたり、1つの箱にガチャガチャとぶつかり合うように持っていくわけにも行きません。せっかくくっついた結晶が、ポロポロとはがれてしまいそうです。
クッキーなどが入っていた仕切りのある箱があればそれに入れて持って行きましょう。
なければ、仕切り付きの箱を作りましょう。
箱の底が結晶と同じ白い色より、色画用紙を敷いた方が、見映えがします。
箱を好きにデコレーションすれば、あなただけの立派な宝石箱です。
この自由研究のメリット
- 口に入っても大丈夫なミョウバンを使うので、キッチンにある器具を使って実験ができる。
- 「理科実験縛りの自由研究」として提出できる。
- キラキラして綺麗な宝石のようなものを自分で作り出せるので、魔法使い、ハリー・ポッターになったような気分が味わえる。
この自由研究のデメリット
- 1日ではできない。
- うまく行かない場合も稀にあるので、やり直す時間を考えると、余裕を持って始める必要がある。
- 静かなところへ置いておかないといけないので、歩き回る幼児がいるところ等ではできないかも。
いかがでしたか?
この「ミョウバンの結晶」を持っていくと、目を丸くして同級生は興味深そうに見ていました。
偶然、図書室で見つけた本のおかげで、私は得意げな休み明けを迎えることができました。
私が作った時は、あまりポピュラーじゃない自由研究のテーマで、6年間で一度も同じものを作った人を見かけませんでしたが、近年は小学生の間で大人気のようです。
次回、「夏休みの自由研究どうする?おすすめは?【小学4年生編】」
夏休みもー!まったりーモフモフー!
また見てね!
大人が作るならこちら近未来感のあるビスマス結晶
*小学3年生では危ないので作るならオトナの人と作ろう。
そんなところかなー
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。