Miyaの書斎

読書や映画や使ったもの感想を中心にまったりモフモフ書く。

風邪の治し方のコツ

*これは私的に合う風邪の治し方のコツのメモなので、全ての人に合う方法というわけではありません。またこれを参考にした結果、なんらかの不具合が生じたとしても責任を負いかねます。

毎年同じ時期に同じような風邪をひくので、いい加減自分で治すコツをつかみたくて、自分でなんとか治したくて、いろいろメモしたり調べてみたりした。そのまとめ。

まずは知っておくといい知識

まず、

  • 風邪は完治するのに7〜10日かかる。
  • 病院へ行ったり、風邪薬は症状をやわらげるだけで、治してくれるわけではない。
  • ウイルス性と細菌性があり、細菌性の場合に限り抗生物質が効く。
  • 喉の痛みは2、3日目がピークで、その後、鼻風邪に移り、流れるような鼻水が4、5日目に出るようになる。熱もこの時点が一番高いとされるが、40度近くになるようならばインフルエンザやノロウィルスなどの感染型の別の病気である可能性があるので病院へ行く。咳もこの時点でくしゃみに移行するはずと予測できるが、咳が長引く場合は気管支炎になってしまうので病院へ行って咳を抑える薬や気管支を潤す薬なで適切な処方を早急に得る。その後、粘度の高い黄色の鼻水になり、回復へと向かう。回復へと向かわずいつまでも喉が痛いとか鼻水が止まらないとか、熱が出続けているようであれば病院へ行く。
  • 病院へは無理していかなくてもいい。病院へ行くことで他の菌をもらってくる可能性もあるからである。病院へ行くことで余計疲れてしまうこともあるから。

*上記の風邪完治までの症状の経過に関しては、この記事の最後の方に記載した「医師による風邪の経過に関する記事が参考になる上に、風邪をひいている時も気分を楽にしてくれた」の項目で参考サイトとしてリンクした医師による記事を参考にした。

長引かせないため&できるだけ快適に過ごすためのポイント

*下記にはカルボシステイン抗生物質といった医師の処方箋がないともらえない薬=自己判断で勝手に飲まない方がいい薬に関して、自己判断で勝手に飲むメモがあります。真似する事はおすすめできません。むしろやめた方がいいでしょう。特に持病がある人や乳幼児や高齢者、他の病で病院へ通っている方、薬を飲んでいる方は決して真似しませんように。自分で風邪を治そうとせずにさっさと病院へ行って医師の指示を仰いだ方がいいです。毎年同じ季節、同じ時期に同じ症状の風邪にかかり、毎回同じ薬をもらうので下記のようなことを試しているだけです。また使用期限等の問題もありますので、オススメはできません。

*葛根湯はドラッグストア等で処方箋なしで手に入る風邪薬なので飲んでみるのも1つの手です。風邪のひき始めであればきっと効くと思います。葛根湯に関して書いた記事もあるので興味のある方はそちらもどうぞ。

  • 喉の痛みがひどいようなら抗生物質が手元にあり、体調が悪くなっても大丈夫なスケジュールなら胃を保護する薬とともに1回飲んでみる。
    ただお腹が痛くなるだけで、回復してる感じがしないようであればウイルス性と思われるので、飲むのをやめる。効いているようなら様子をみつつ続ける。
  • カルボシステインなどの痰を出しやすくする薬があれば飲む。
  • 葛根湯を飲む。カルボシステインと併用でも大丈夫だけど(そういう処方を受けたことがある)念のため時間はずらす。葛根湯は食前。カルボシステインは食後。
  • 頭痛や喉の痛みがひどくて安眠できそうにない場合や仕事が捗らない場合は、痛み止めを飲んでもいいが、熱でウイルスを退治していることは「はたらく細胞」でもわかることなので、ぼーっとして過ごせる日ならなるべく飲まない。が、飲むととても快適であるから、ピークを過ぎたら飲んでもいいのではないかと思ったりする。

食料を買い込む

  • おかゆ、1日分のビタミンというゼリー飲料(インゼリーのようなもの)、牛乳、カロリーメイトを3日分買う。
  • 他に、ビスケットやウエハース、冷凍食品(チャーハン、お好み焼き、餃子など)のすぐに食べれるようなもの。
    *お好み焼きは栄養満点で栄養バランスのいいものと言われているのでよい。

    参考サイト: お好み焼きの栄養 | お好み焼きはヘルシー | オタフクソース

  • 急に暖かくてガツンとしたものが食べたくなった時のためにラーメン。
  • その日の食事用にカツ丼(これは食べれるようなら。)
  • 回復してきて切ったり保存タッパーに入れたりできそうなら白菜の漬物(これを食べたら突然元気になってきた。野菜と塩分不足だったようだ。)

*下痢をしてても、腹痛とかはなく、食欲もないわけでないなら上記のものを食べていい。むしろ食べないと、元気が出ないことは実証できた。食べたらそのあとちょっと回復した。おかゆだけでも。(私個々人の体験です。他の人も当てはまるとは限りません。)

風邪を引いている時の過ごし方のコツ〜寝るのが一番だけど〜

  • マスクをしてすごす
    家でも、寝る時も、出かける時も。1日使ったら捨てる。
    マスクをするのがとっても重要。特に冬乾燥している時などは。外からウィルスをもらわない、喉を潤して痛みをやわらげ鼻を出せるようになる。
  • 暖かすぎるくらい暖かくして過ごす
    外出するときはホカロンを背中かおへその上へ必ず貼る。家に帰ってきてもホカロンは貼ったままにする。
    家の中でも重ね着をする。普通着の上にマイクロファイバーのパジャマかガウンを着ると良い。下はヒートテックのロングレギンス、モコモコ靴下。
  • 水分が大事
    暖かくして過ごすと喉が乾いてくるので、そうなる前にお茶や水を飲む。お茶だと体が温まる上に殺菌効果もあってよい。気分転換に紅茶もよい。
  • ビタミンが大事
    栄養がないと細胞もはたらけないので。
  • 日中に換気を10分でいいのでする
    南北の窓を10cm程あけて換気をすると、室内の温度をなるべく下げずに空気を入れ替えることができる。片方をとても開けて、片方を少しだけ開けると、空気の流れができる。
    暖房はつけたままでもよい。無理しない。
  • のど飴かアメ
    これはできたらあってもいい。パインアメとかでもこれを頬張っておくと、その期間活動できるみたいな感じになる。ノドも潤っていい。

経過観察メモ

上記のような感じで、一番自分で治せなかったノドからの風邪を治すことができた。
ノドの痛みは医者による記事記載の通り2、3日で治って、鼻水ジュルジュルに移行した。他の経過もその医者の書いてある風邪の経過通りで、病院へ行かずに治すことができた。

これまで喉の痛みから始まった風邪はどんなに頑張っても自分で完治させることができなくて、結局耳鼻咽喉科へ行って、喉を薬で焼いてもらう(殺菌)してもらうしかなかった。病院へ行かずに治せたのはとてもとても大きな進歩だ。

また喉の風邪の予防にマスクを、風邪気味じゃなくても、なるべくするようにしたら、毎年季節の変わり目に引いていた喉からの風邪にかかる率がぐっと減った。1年間風邪を引かずに済んだ年もある。((素晴らしい!!))

あと、風邪かなと思った時にさっさと葛根湯を飲んだり、喉の調子がおかしいみたいだというときにうがいをよくしたり、病院で以前処方されたうがい薬アズノールうがい液でうがいをすると、風邪を引き込まず済んだ。イソジンではダメだ。
アズノールうがい液に関しては、お医者さんから「前回(半年前)のはもうないですか?(今回の風邪でなくても)喉の調子がおかしいなと思ったらアズノールうがい液でうがいするといいですよ、大きめの出しておきますね」と言って出してもらったやつだから、これは医師の指示にしたがっての行動と言える。大きめを出しくれててよかった。次のときもまだあるのに大きいの出そうとされたから、「まだ、たくさんありますので!((家の中アズノールだらけになっちゃうっ))」って断ったけど(笑) そんなにこの患者しょちゅう喉の風邪ひきおるやつやなー、喉弱すぎかと思われてるんか…。まぁ、そうだろうな…。「今日はどうされましたか?喉が痛い—前回は—(カルテを見返しながら)ああ、似たような季節に毎年引いてますねー…半年ごとに引いてる…ハハ笑」って言ってたもんな。自分も“お薬手帳”を見返していて、家でそう思ってたったから、「ハハ笑、そうなんですよねー」って笑っておいたけど、いい加減、私も自力で治したいし、喉の風邪は気管支炎へ繋がるから、かかりたくない風邪だ。

というわけでこうして自力で風邪を治す方法を研究してみているが、うまくいってよかった。

風邪を引かないようにするポイント:風邪予防

あとそもそも風邪にかからないようにするのが一番だけど、何事も無理は禁物だ。

厚着したりホカロンを貼る

“体温が1℃上がると免疫力は50~600%もアップする”っていうから、少しでも寒かったら着込むのが大事だし真冬はホッカイロをおへその上か、首下の背中に貼ってちゃんと温くするのがいい。

参考サイト:平熱が35度の人は、どのくらい危険なの?|アルポカ

体温を上げて 免疫力アップ | カンタン健康生活習慣 | サワイ健康推進課

マスクをする

喉の風邪の予防にマスクを、風邪気味じゃなくても、なるべくするようにしたら、毎年季節の変わり目に引いていた喉からの風邪にかかる率がぐっと減った。1年間風邪を引かずに済んだ年もある。
夏場でも電車内等はクーラーがガンガンに効いてるから、マスクをするようにした。これもよかった。

無理しないでさっさと葛根湯飲む

何回も書いている気がするけど、「あれ?風邪かな?」と思ったらさっさと葛根湯飲んでおけば大事に至らない。1週間も苦しい思いしなくて済む。
元気なときは(((風邪引いて休みたいなー)))なんて冗談ながら思うことがなくなかったりするけど、実際風邪をひくとかなりしんどい。起き上がるのも、寝ながらスマホをみるのもしんどすぎるほど、しんどくなる。

風邪の時用の買い置きをしておく

災害時の非常食のように、風邪の時用の買い置きをしておくのがいい。特に一人暮らしの場合は。とてもじゃないけど起き上がって食料を買いに行ったり、薬を買いに行ったりするなんて無理って感じになるし、そうなってくると(((食料あとどれくらいあるかなー…食欲ないけどなにか口にしないとなー)))とか(((食欲はあるけど買い物へ行ける感じじゃないな…今の状態で食べれるものって限られてるな…おかゆフルーチェかゼリーが食べたい…っていうかそれしか食べれない…)))ってなる。

風邪の時用の買い置きリスト

  • 風邪薬(葛根湯の残りが3日分以下になる前に買っておく)
  • おかゆ(パウチタイプでレンジでチンですぐ食べれるやつ。梅干し入りとか、卵入りとか、シャケ入りとかいろいろあって味もおいしい)
  • グラノーラおかゆだけだとさすがに栄養素が問題ある気がする。グラノラは風邪の時も食べれたりするから常備しておくと便利。寒い日は牛乳を温めて食べるといい)
  • 野菜スープの素(カップに入れてお湯を注ぐと出来上がりのやつ)
  • インゼリー的なの(開けてチューチュー吸うだけで食事完了のやつ。食欲ないときでも比較的食べれるから便利)
  • フルーツ入りゼリー(風邪引くと食べたくなるというか、これしか食べたくないみたいになる。貴重な食べれるものの1つであり、栄養もある方の食事)
  • フルーチェ(ゼリーと同じく、風邪引くと食べたくなるというか、これしか食べたくないみたいになる。貴重な食べれるものの1つであり、栄養もある方の食事)
  • 牛乳(だけは飲めるみたいなときもある。日々牛乳を切らさないでおきたいものだ。フルーチェやグラノラを食べるにも牛乳がなければダメだし。)

医師による風邪の経過に関する記事が参考になる上に、風邪をひいている時も気分を楽にしてくれた

風邪の経過に関しては下記の医師による記事が参考になった。

参考記事:風邪に対する考え方(4)風邪を早く治すには?えんどう耳鼻咽喉科クリニック

上記リンク先の記事を読むまで、私は風邪の治りが人より遅いのかと思っていた。学校とかで風邪を引いたといって休んだ人が1日くらいで「治った」といって出てきて、マジで!?と思っていた。(特に男子に多いけど。)
私は風邪をひくと1週間〜10日くらいは治らなくて、かなりきつい日々が続くからだ。休む程になると1日でけろりと治って出てこれることなんて皆無だ。もともと体があまり丈夫じゃないのもあって、自分が体が弱いから人より長引いてしまうんだろうな…。なんて思っていた。けれどこの記事を読んで「「なんだ!風邪ってそれくらいかかって治るがの普通なんだ!」」って救われた気分になった。

風邪の経過がどんなものなのか知っているとだいぶ気が楽

風邪を引いている間も、どんな風に完治まで症状の経過・変化が起こっていくのか分かっていると、だいぶ安心感がある。ただでさえ風邪で弱っている時で、弱気になっている時なのに、いつ治るのか、完治までどう症状に変化が起こっていくのか知らない状態では、暗闇を手探りで歩いているのと同じような気分になる。(((治るのかな…。どうしよう、無事なおらなかったら…すごく長引いたら…なんだかよく眠れないな…。)))って感じなる。

小学生のときに百日咳だったか三日麻疹だったか流行った時に、私はそれがこじれていしまい、みんなが3日ほどで治って出てくるのに、私は半月以上も出席できなかったことがあった。病院を転々として、咳が始終止まらず、喉がヒューヒューいってて、処方された薬がまったく効かず、最終的に紹介状が書かれて大学病院へ行ったときには、もう少し遅れていたら気管支炎、もっとすすめば肺炎になって死亡するケースもあるんですよと言われた。咳は連続して出るとかなり苦しい。咳にかかる筋力の強さをその時知った。横隔膜のあたりが痛い。もう私の横隔膜はヘトヘトになっているのに、それでも咳が込み上げてきて抑えきれずに出る。呼吸する暇もなく出る、呼吸しようとすると出るで辛い。咳で肋骨が折れる人もいるそうな。
そんな死にかけの道を見た経験から、風邪になるってことは、特に咳を伴う風邪のときは「「やべぇな」」という、うまく治せなかったら死ぬかもしれないということが頭をよぎるのもあって、“風邪くらい”とか“ただの風邪”みたいな気楽な気分ではあまりいられなかったからだ。